ダイコンの水耕栽培−ペットボトルで簡単栽培、用土(培地)、養液、肥料は?
ダイコンの水耕栽培−ペットボトルで簡単栽培、用土(培地)、養液、肥料は?
以前から大根の水耕栽培をやりたかったのです。
なぜかというと、根菜と水耕栽培って、相性が悪い、というより、無理だという感じがしてなりません。
そもそも、あえて水耕という水に使った状態で育てる必要があるのか、進化の過程で乾いた土のなかで育つように、どれだけ乾燥しても耐えられる
ように根菜というのは根を肥大させて水分を蓄えているわけです。
これをあえて、水の中に入れるというのは自虐的です。
そういうことをやってみてどうなるかということこそ、実験といえるのでは?とおもったのですが。
しかし、あまり、密集しているペットボトルの中のパーライトという空間は根が綺麗に伸びれる環境ではありません。
バケツで試してみるといいと思います。バケツくらいの広さがあると、パーライトの粒をはじきとばして、大根の根が太くなれるスペースが充分にあります。
ペットボトルはびっしりしてしまって、指さえはいりません。
これでは大根はむずかしいでしょう。いきなり、何またにも別れた大根が出てきて、どこが可食部かわからないというのではいまいちです。
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どう考えても大根の太さより細いペットボトル1L用です。
太さとしては同じくらいでしょうか?
しかし、それほど成長するはずもないので、20日大根レベルでできれば大成功です。
これでも充分なサイズだと思います。もっと本格的にやるなら、バケツや平たいBOXでやってみたいです。 |
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種は蒔けるだけまきました。 |
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パーライトをかぶせて完成です。 |
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数十日後です。
途中経過や双葉の様子を見たかったのですが、すっかりおろそかになってしまいました。
しかし、虫食いがひどいです。
でも、これは春から夏なのです。それも防虫ネットなしです。
そう考えるとある意味凄いことです。
とにかく、肥料はかなり少なめでした。そのため、成長もここのサイズで止まっている感じです。 |
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しかし見事なむしくいですが、全滅してしまったということはないのがまた凄いことです。
地面に植えたら絶対、跡形も無いはずです。
水の中に設置しておくことにより、地面を伝う害虫が寄ってこずに助かったのかもしれません。ある意味、農薬を減らした栽培が可能かもしれません。水耕栽培の魅力です。 |
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茎だけが残っています。かなりかたくなってしまいました。 |
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種を播いた本数だけ残っています。やはり、すごいです。夏なのに。
根は確認できませんが、結構、内部まではっています。 |