水耕栽培の壺-パート2 - リビング栽培



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  • ヤマブドウの水耕栽培−ペットボトルで簡単栽培、用土(培地)、養液、肥料は?







    ヤマブドウの水耕栽培−ペットボトルで簡単栽培、用土(培地)、養液、肥料は?






    数十年前にある場所を訪れた時に観光土産の中に実がなったヤマブドウの鉢植えが売られていました。

    鉢でもぶどうができるのだと感激し、両親が買っていました。

    それから、地面がなくうえる場所がなかったので鉢植えのまま30年ほど経過しました。

    枝を切って挿すといくらでもふえるので、いくつか増やしてベランダのフェンスを覆っていました。

    その後、ヤマブドウの鉢植えを買ったすぐ近くに住むことになり、晴れて地面に植えることができました。

    ヤマブドウとしては30年ぶりにふるさとに戻ってこられたという感じでしょうか?

    はじめは30cm程度の背丈まで切り詰められていたのが、2年目から実がなり、五年もすると、毎年選定しても3m四方、高さも5mくらいまで伸びるようになりました。

    そこにこれでもかというほど実がなります。普通のぶどうよりもたくさんの花がさきます。

    あまりにも増えるので挿し木で増やして売れないものかと思ったりもしましたが、巨峰でもないので買う人は居ないのだろうと思い込んでいました。

    しかし、ネット販売を見ると、ヤマブドウは紫が濃く、とても体にいいとのことで、巨峰よりも高い値段で売られていました。

    健康志向のブームのためか、ぶどうのジュースにしたものが流行っているようです。ジュースにするなら皮に含まれている、ヤマブドウは特に皮の紫が濃いのでポリフェノールがたくさん含まれているのでしょう。




    ヤマブドウの水耕栽培−成長の様子


    ぶどうは春から夏にかけて急激に成長します。このあいだならばいくらでも苗木を取り放題です。さらにはツタのような性質が有り、いくらでも根が発根してほとんど、無限に増えていきます。

    1株買ったぶどうが試しに挿し木してみたら家が覆われそうになるくらい増えてしまい、怖くて二本目の挿し木は長いことしていませんでした。
    見るからに元気そうです。ヤマブドウは日陰、湿り気があるところでも成長する、山の中に生えているようなぶどう、つまりは、山のツタなどの野生植物の強勢な成長で覆われてしまわないくらいに、驚異的な成長の持ち主でもあると言えます。

    そのため、あれだけ濃い色のブドウが出来上がるのだと思います。
    パーライトを500mlのペットボトルへ詰めました。

    ブドウにとって何の意味があるのか?これくらいの容量では、、でも、しかし、意外とヤマブドウも最初の数年は地味な成長なのです。
    さしてみました。

    これでヤマブドウの水耕栽培セット完了です。
    なんだか、小さくなりました。これが水耕栽培を始めてしばらく経過した様子です。

    葉が黄色、薄い緑であることが分かります。

    これは茎も弱々しく、やはり勢いはだいぶ落ちました。それはそのはずです。原木は3m以上の巨木でしたので、それに比べれば栄養が落ちるのは当然です。これくらいの勢いが正しいと思います。
    平たく伸びています。
    1本は枯れたりしています。
    1本だけが上手く成長したようです。
    なぜ、枯れたのでしょうか?

    水に挿し木しているので水分不足で枯れたとは考えづらいですが、何か他に失敗があるのでしょうか?
    根元は挿し木したときのままで、緑色の茎です。まだ、草、という感じで、木になっているとはいえません。

    これはヤマブドウは1年目の茎は、緑色で二年目から茶色く表皮が付いた木の幹になっていきます。

    ちなみに花が咲くのは、この緑色の部分にだけ、翌年の春から夏に花を付けます。
    新芽は薄い緑です。
    さらに、1ヶ月。

    これだけ見事な紅葉はすばらしいです。

    ブドウは紅葉も楽しめます。もみじっぽい形、色をしています。

    それはさておき、茎葉はだいぶ伸びました。

    充分に成長したといえそうです。しかし、取り込むのが遅くなってしまいました。屋外で落葉させるつもりじゃなかったのです。

    室内に持ち込みました。
    かろうじて先端は緑が残っています。
    室内に持ち込んで窓辺で育てていますと、落葉がとまり、再度成長を始めました。どうにか持ちこたえてくれたようです。

    とにかく、野生の植物は強いです。