アイビーの水耕栽培−ペットボトルで簡単栽培、用土(培地)、養液、肥料は?
アイビーの水耕栽培−ペットボトルで簡単栽培、用土(培地)、養液、肥料は?
アイビーとは洒落た名前ですが、ツタと言えば、蔦というように馴染み深い昔からあるものです。
アイビーと言われているものは古くから日本にあるものではないようです。
しかし、観葉植物として可愛らしく売られているアイビーはとても、とてつもなく強烈です。おそらく、観葉植物界で1位、2位を争うほどの凄まじさを持っていると思います。
はじめは苔玉に1本だけの弱々しいアイビーが刺さっていた状態で買ってきたのですが、苔玉というアイビーにはふさわしくないセットだったためか、成長が悪く、日陰に置いてしまい、枯れる寸前で根も殆どありませんでした。
そこで、土に入れた植木鉢に植えてどうにか枯らさずにすませたものです。これを地面に植えた時には物凄いことになりました。これほどまでに凄まじい成長力のものだったとは知りませんでした。
ツルのどこでも、地面に接した場所があればすぐに根を伸ばします。木の壁なんて根が突き刺さっていきます。
家の壁につたやアイビーを這わしてはなりません。
あっという間につたの森にのみこまれることになるでしょう。。。
アイビーの水耕栽培−成長の様子
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アイビーは元々、とても良く増えていきます。ポトスと並ぶ2大観葉植物と言えます。なぜ、こんなに流行ったのか???古い家に絡みついている蔦(つた)と同じです。
しかし、それを彷彿とさせる増え方をします。一度、地面に植えたらもう、大変です。しかし、葉が小さいものと、いわゆる家を飲み込む蔦(つた)というものとは大きさ、成長力が違うようです。
アイビーとして売られているツタは、地植えにしても、せいぜい、畳1枚分くらいで済むと思われます。しかし、耐寒性もいつの間にか身につけて、雪が降ってもへっちゃらです。
そんなアイビーを引きちぎって数本持ってきました。あえて、水耕栽培で試すこともないくらいに分かっているのですが、一応、挿し木をしてみます。
そもそも、このアイビーは苔玉に刺さって水につかって売られていたものでした。 |
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パーライトをペットボトルに詰めます。 |
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水を入れる前のほうが茎を差し込むのには、楽です。水を入れると、パーライトが木や指にからみついて離れません。 |
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しばらく経過しました。
成長は意外にゆっくりです。新葉は先端の方のものです。
枯れることなく、根付いたようです。 |
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しっかりと、根が回っています。
これがうまくいった証です。 |
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このアイビー、ツルが木のようなんですが、ものすごく柔軟ですぐに発根します。 |
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根付いて今から成長が激しくなるところです。 |
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凄いのは株元の葉が1枚も枯れていないということです。
挿し木をしているのに何事もなかったかのように元気です。
末恐ろしい成長力といえます。
1本の苔玉にささったアイビーだったのですが、地植えしたら1万倍くらいに増えてしまいました。そんなアイビーですので、水耕栽培でも充分に育つようです。 |