カモミールというのは、匂いが心地よいハーブです。

結構な暑さと日当たりを求めますので、他の屈強なハーブたちとは違い、条件に厳しいです。ラベンダーに似た気難しさを持っています。いや、それ以上です。

さらには一年そうですので、めちゃめちゃ難しいと思います。なにせ、種を見たらびっくりします。

とても小さくて、どうみても粉のようにしか見えません。スパイスです。こういうスパイスがあってもいいのですが、ハーブですので。

それにしても、わかりません。ひとつまみ１０００粒以上はあるのでしょうか？

そういうのを土にまいて発芽させて、苗を育てて、水耕栽培にセットして、気が遠くなるような作業の連続です。また、成長が遅く、時間がかかり、苗にするまでもかなりの日数を要します。

ほんとうは、簡単なのは苗を買って、ひあたりのいい地面に植えておくことです。

こんなどう考えても水に付けておいたら溶けてしまいそうなカモミールを水耕栽培しようなんていうのが間違いの元です。

でも、それをやって失敗する様子を記録することも大事なことです。

	いい苗です。意外と、ここまで出来るとは思いませんでした。苗作りに感心してしまいました。きれいにそだつと葉の形が美しい、かなり海藻のような見た目の苗ができます。
	細い根がびっしりです。これは、凄いことです。思ったよりもしっかりとしているということです。
	こうやってみるとよく分かります。細い根のため、くっついて、１つに見えますが、細かい絹の織物のようにびっしりとしています。
	ばらしたところです。洗ってもからみ合ってとれません。なにせ根が細いのです。
	パーライトとペットボトルです。
	これくらいあれば十分です。
	植えてみました。
その後	予想通り、何も無くなりました。画像に残しておくことさえ、忘れてしまうくらいに見事に綺麗になくなってしまいました。そういえば、カモミールと書いてあるペットボトルが残っていたという感じです。あまり良くないかもしれません。ただ、背丈が伸びないので日光を充分に受けることができなかったことは確かなようです。